「セキュリティ対応組織の教科書」から紐解く、セキュリティ組織の構築方法と考え方
セキュリティ組織図より先に決めるべき「業務範囲」の定め方 自社リスク起…
本連載では、日本セキュリティオペレーション事業者協議会の「セキュリティ対応組織の教科書」1 と、これをベースに整理された「ITU-T勧告X.1060」2 を題材に、企業や組織におけるセキュリティ対応組織の考え方を解説します。 第4回となる本稿では、「自社のセキュリティ組織では何を主担当として持ち、何を共同で担い、何を他部門や外部に委ねるのか」を扱います。組織の理想形を探すのではなく、事業リスクの見方をそろえながら、自社に合った守備範囲を設計する視点を整理します。なお、本稿において意見にわたる部分は、いずれも筆者の私見であり、筆者が所属する組織の見解を代表するものではありません。